製品版 設計レビュー · NFC/QR 迷子ドッグタグ
不満がないのは自然です。まだ本物の迷子事故で使われていないから。ただ現状のコードを通しで追うと、 この製品の核 ―「拾った人 → 飼い主に連絡が届く」― が本番で繋がっていません。 見た目や機能追加の前に、まずこの一本の線を通すことが「製品版として恥ずかしくない」の最短路です。 以下、QR・書き込み専用アプリ・拾い主UX・卸し対応・料金を、優先度つきで整理しました。
下の「命綱が3か所で切れている」は着手前の診断です。以下はすべて解決し、迷子札が初めてエンドツーエンドで機能する状態になりました。
この3つが直るまで、QRや書き込み専用アプリを足しても「死んだページへ導く経路」が増えるだけ。最初のスプリントはここに全振りすべきです。
iOSアプリのペットデータは端末内 UserDefaults だけに存在し、Supabase へ同期していない。拾い主ページ t/[tagId]/page.tsx の fetchPet() はハードコードのデモ犬を返すスタブのまま。=あなたの犬の情報がどこにも出ない。
スキャン記録 /api/scans と通知 /api/notify はどこからも呼ばれない孤立コード。拾い主が自分でボタンを押さない限り、飼い主には何も届かない。スキャン履歴も永久に空=Premiumの目玉も成立しない。
飼い主の電話番号を入力するUIが無く、公開フラグ show_phone は既定 false で後から変える画面も無い。店頭で事前登録すると拾い主は連絡手段ゼロに。
今は iOS・LP・Web でタグに焼くURLとID体系がバラバラ。製品版はこれを統一しないと、卸したタグごとに挙動が変わってしまう。決定済: /t/<tagId> 基点に統一。
リサーチ結論:QRは標準カメラでほぼ全機種アプリ不要。NFCは古いiPhone・オフのAndroidで失敗しやすい。拾い主は「不審ドメイン・面倒・個人情報が怖い」で離脱する。
今 QR は迷子ポスターの中でしか使っていない。NFCと同一URLを指す “共primary” に格上げし、物理タグが無くても始められる入口にする。
今の NfcDogTag は5タブ+ワクチン+ポスター+課金の多機能アプリで、書き込みは1タブに埋もれている。店員が使う道具は、利用者も端末も認証もKPIも別物。混ぜると肥大・審査摩擦・誤操作を招く。
連続書き込みの1件フロー(レジ横で画面を見ずに回せる設計)
「ペットショップに卸せる」水準にする非機能要件。ここは店舗・動物病院が最も厳しく見るところ。方針: 本気で卸しをやる。
P0 — セキュリティ & 個人情報(APPI)
P1 — 信頼担保 & 物理仕様
P1 — 卸しオペレーション
安全・安心は「保険」。¥980 は “高い” を招き、¥300 は「愛犬の命を月300円で」という強いコピーになる。卸しで物理タグ自体が収益源になるので、サブスクは薄く広くが正解。
飾りより配線が先。命綱→信頼→製品化→卸し、の順で積む。
Web側(スキャン配線/飼い主電話・通知UI/profile API)を本番デプロイ済み。iOSは匿名同期+NFC書込URLを /t/<tagId> へ変更し実機導入済み。E2E契約は本番でcurl実証済み。価格 ¥300 / ¥3,000 への統一は次スプリントで実施。
claim_code 乗っ取り対策/無認証スクレイピング封じ/既定リレー通知・APPI整備/found第一画面の統合・感情コピー・多言語。アーキを /t 基点に一本化+/p 永久エイリアス。
QR表示・印刷(カード/ステッカー/ポスターPDF)+QRのみモード/出荷時 write-lock/LP虚偽表示是正+dead link修正+法人導線 /business。
書き込み専用アプリ(B2B Writer)/ロット・在庫・活性化率の /admin/lots/パッケージ&claim_code印字/物理OEM(NTAG213・IP67・耐噛み・ロック対応)選定。
中古転売の所有権移譲フロー/東京リージョン(hnd1)固定/獣医による代理登録(assisted activation)。
主要な分岐はすべて確定済み。あとは実装するだけ。